育毛剤の女性用と男性用の違い

育毛剤の女性用と男性用の違いとは

女性用育毛剤

 

ようこそ美容師Kのお部屋へ
女性用と男性用の育毛剤についてお話しましょう。

 

育毛剤は、男性用であっても女性用であっても、髪の毛を元気にするという目的が一緒です。

 

ただし香りや多少の液の強さの差があります。男性用は清涼感を出しため、アルコールも少し多いタイプがありますね。
男性の脱毛は、髪の生え際と頭頂部から抜け落ちていく場合がほとんど。
毛根部の細胞が男性ホルモンに弱いという特徴があり、それが原因かと言われています。
そこで、男性用育毛剤は男性ホルモンを抑制する成分や分泌の多い皮脂を抑える成分、
男性型脱毛に効くと言われる成分で多くが作られています。

 

 一方、女性の場合は、老化や閉経、外的要因から頭頂部がじわっと薄くなってくることが多いので
そこを考慮した成分で多くが作られています。

 

これを「びまん性脱毛症」といいます。これに効果があるのは、卵包ホルモン(エストラジオール)配合がいいとされます。

 

男性ホルモンの活動を抑制するのは、オキセンドロンという物質があります。

 

毛母細胞や毛根細胞に直接働きかけ、その細胞分裂を活性化するチクセツニンジン入の育毛剤などは効果がありますね。
嫌いな匂いだったら続かないので気に入った匂いのものがいいです。
匂い以外に女性用は、ボトルが可愛いものが多いです。

 

「プロペシア」は、AGA(男性型脱毛症)として使用されている医薬品です。飲む育毛剤としても有名です。
プロペシアは世界60ヶ国以上で販売され、日本国内でもAGAの治療薬として病院で処方されています。
通常は3〜6ヶ月程度で抜け毛の減少や、産毛の成長がみられます。継続して使用することが大切です。
ただし、副作用も心配されます。精子の減少、性欲減退、勃起不全といった性機能障害や、胃部不快感、さらに頭痛、腹痛、下痢などが生じる場合があります。

 

副作用の危険性を避けるためにも、医師の診察・処方を受けてからプロペシアの使用しましょう。
男性ホルモンへ作用する医薬品のため、未成年の男性や、女性は使用が禁止されています。
妊娠中の人は触れると胎児への悪影響もあるため、取り扱いには注意が必要です。(個人輸入はあまりおすすめしません)

 

 

ワンポイントアドバイス
男女専用のタイプは、男女独特の薄毛に対して育毛剤が製作されています。
初めの1つ目は専用がいいですしできればメーカーによって効果が違うので、
効果が感じられなかったときは3社くらいは専用を使ってほしいです。
ダメなときは男女ともに聞く強力なタイプをお勧めします。