頭皮マッサージのやり方とは
ようこそ美容師Kのお部屋へ
頭皮のマッサージについてお話しましょう。
頭皮のマッサージは、やればやるだけいいことです。
特に育毛剤をつけたときは浸透のためにもやったほうがいいでしょう。
ただし、頭皮というのは意外に硬いものです。
なかなかもめないという感じですね。
昔プロレスで流行ったアイアンクローのように手を開いて揉むようにするのがいいのですが、
女性の場合は手も小さく力も弱いので、出来る範囲で小さく丸を書くようにマッサージしてみましょう。
自分で気持ちよかったらそれで良しですし、頭も多少すっきりします。
有効なマッサージは、頭皮が濡れている方がよく、頭を洗ったあとがいいですね。
ただそれも面倒と感じる人は、シャンプーの流すときによくすすぐようにすると、
これがなかなかいいマッサージになります。
頭皮を軽くつまむとか、頭皮をトントンと軽くたたくのも良いマッサージです。
☆明らかに髪が減ってきている場合は、
マッサージは力を入れないでほんの少しでよいです。
弱っている細胞をもみほぐすのはかえって悪影響です。
頭皮が赤黒い場合は、静脈の流れが悪く、うっ血していることもあります。
ツボの位置がわかる人は・・
百絵というところが、血行促進につながります。左右の耳を結んだ頂点より少し前のほうで少しくぼんだところ。
鍼灸院の人に教えてもらったのですが、
首に近いところはあまりマッサージしすぎないようにして下さい。
これは一気に血流がよくなることによって、頭の調子が悪くなる人があるためです。
特に高血圧の人は注意しましょう。
ワンポイントアドバイス
頭には多くのツボがありますがとにかく気持ちいい場所を押したり、
全体をもみほぐすという感じでいいです。
真ん中の額から4から5センチくらいのところには毛が生えるツボがあります。
肩や首のこりも悪影響の原因ですので、軽くマッサージするのをお勧めします。
足のツボは、第2の心臓と呼ばれ、血液の循環を良くして、全身の新陳代謝を上げますので、
軽くマッサージしてあげましょう。
腎臓や肝臓の働きにも影響します。
頭にも多くの筋肉があるのですがその筋肉がけっこうの流れを作る役割もしています。
ところが頭頂部にはその筋肉がないので、心臓からのパワーに頼ることに。
少しでもパワーを上げるために足の筋肉などもマッサージしましょう。
血液を上に戻すことも大切です。
なにがあなたの頭皮にとって良いことか。人それぞれなのです。
良かれと思ってやっていることがかえって育毛の妨げになっていないとよいですね。
毎日の積み重ねが大切です。
頭皮は思った以上に弱いので、
筋肉をもみほぐそうと思いっきりやると、毛細血管が切れたりします。
まずは気持ちが良い程度に頭の筋肉をもみほぐし、血行とリンパの流れが上昇すれば良しという感じです。